STUDIO BREITLING

 
 

技術者コラム

 

若手時計技術者の一日(2008/8/29)

こんにちは。スタジオ・ブライトリングの小宮健太です。皆様は私たち時計技術者の一日はどんなものだと思いますか?毎日作業机に向かって修理ばかり。そう思われている方も多いのでは。斯く言う私も入社する前は一日中作業机に向かう自分の姿を想像していました。しかしスタジオ・ブライトリングの一員になってビックリ!!時計の修理以外にも色々な仕事がありました。今回は、入社二年目の私のスタジオ・ブライトリングでの一日をお伝えしたいと思います。
まず一日の始まりは修理環境を整えることから。つまり掃除です。技術室、ムーブメントを洗う洗浄機、外装仕上げのポリッシングルームまで毎朝行います。作業机もご覧の通り。

スムーズに仕事を進める為にも、きれいに整理整頓することが大事なのです。掃除も終わりスッキリした所で机に座り作業開始です。まずは自分が担当した修理品の出荷前の最終点検から始めます。ここが一日のうちで最大の難関です。自分で最終点検をしたら、すぐにお客様のところへ・・・という流れではありません。先輩技術者のチェックが入ります。針や文字盤、外装などに先輩の厳しい目が光ります。気を緩めると容赦なく先輩技術者からダメだしをもらうことになります。そのため、毎日どんなに時間がかかっても納得がいくまでホコリ取りや針付け作業は繰り返します。午前中は主に電池交換やプッシュボタン修理などを行います。そして午後からは一気に集中力を高めてオーバーホールや精度調整にはいります。