STUDIO BREITLING

 
 

技術者コラム

 

技術者による、技術者のための工具(2009/12/25)

こんにちは、スタジオ・ブライトリングの小宮健太です。
前回担当したコラムでは、技術者の一日についてご紹介しました。
今回は時計技術者には欠かせない工具について、特に思い入れが強いと自認するわたくしがお話させて頂きます。

以前のコラムでドライバーやピンセットなどの工具は、一つ一つ整備して使用することをご紹介しました。時計修理では一つ一つの工程において、作業に適した工具を使用することが修理をスムーズで綺麗に行う秘訣だと思っています。
例えば針を抜く工具。市販のものには色々な物がありますが、私は自作の工具を使用しています。一本のスチール棒から削りだしたり、曲げたりして自分の手にあった形に作ります。これを使うと、ダイヤルと針の隙間が小さくても、ダイヤルに傷をつけずに針を抜くことができるのです。