STUDIO BREITLING

 
 

技術者コラム

 

テクニカルアドバイス@〜巻き上げはゆっくり丁寧に〜(2015/7/31)

みなさんこんにちは。
スタジオブライトリングの児島茂夫です。
今年も大変多くの方にメンバーズサロンに来ていただき、私たちも大変幸せでした。さて、今回から数回に分けて、技術者便りでメンバーズサロンでの私たちのプレゼンテーションの内容を紹介させて頂きます。

ブライトリングの時計は、プロの為の計器です。何度も何度もテストを繰り返し、丈夫で長持ちするよう作られています。さらにお使い頂く時に、機械式時計に共通のちょっとした使い方のコツを実践頂いたり、定期的なメンテナンスをきちんと受けて頂く事で、より安心してお使い頂く事ができます。機械式時計に詳しい方や長くお使いの方には当たり前の事かも知れませんが、そのちょっとした使い方のコツをご紹介させて頂きます。

今回は、「巻き上げはゆっくり丁寧に」をお伝えいたします。

みなさんは普段、リューズ(3時位置のつまみ)でゼンマイを巻いていますか?ブライトリングの機械式自動巻き時計は2通りの巻き上げ方法があります。
1つは腕に付けて過ごす事により、中のローター(錘)が動く事によりゼンマイを巻き上げる自動巻き、もう1つはリューズを回すことでゼンマイを巻き上げる手巻きです。

ゼンマイをいっぱい巻き上げる(フルの状態にする)には自動巻きだと腕に付けて8~12時間、手巻きだと40~60回です。
朝腕に付けて、夜外す。この繰り返しで、時計が止まらない、または大きく遅れない方はリューズで巻き上げる必要はありません。
しかし、週末しか使わないとか、デスクワークで運動量が少なく、自動巻きでは巻き上げが充分に出来ない方は、リューズで巻き足してあげる必要があります。
止まっていた時計を動かす時もそうですね。この時に、ぜひゆっくり、丁寧に巻いてください。