STUDIO BREITLING

 
 

技術者コラム

 

ドライバー (2005/9/30)

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「ネジが笑う」
なんだか楽しそう?
とんでもありません。
これはサイズの合わないドライバーを使ったことにより、ネジの端がめくれてしまった状態を指す言葉。(写真@)
時計技術者にとってはずかしいことです。

時計に使われているマイナスネジは、構造が簡単なために取り扱いが非常に繊細。少しでもサイズが合わなければ「ネジが笑う」のですが、それぞれのネジに微妙なサイズの違いがあったりするので、修理の際はそのつどドライバーの微調整を繰り返す必要があります。
そのためドライバーの調整は時計技術者に必須の技術なのです。(写真A)